だんだん業務ができるようになると開いている時間が出来ます。
その時にナースステーションでは座っているのもソワソワして無理だし・・・・
自分の記録もやるべきケアも終わってしまったしな・・・・
フリー業務だけど、必要なことは終わってしまったし、何しよう・・・
そんなときに先輩の手伝いを申し出ることがあると思います。
どう声を掛けたらいいか?どう手伝ったらいいか?
相手の気分を不快にさせずに、迷わずに声をかけられるようになりましょう!
本当はこんなこと考えなくてもいいんだけど、考えなきゃいけない看護師の世界。切ない。
①何か手伝えることはありますか?
これつい言ってしまうんだけど、NGです。
何を手伝ったら、相手が楽になるのか考えていないのがバレバレです。
ただ指示を待つだけではダメなんです。
先輩の受け持ち患者さんや状況をみて、自分なら何を手伝ったらいいのか?
というのを考えることが、大切なのです。
ここで十分に仕事を理解していれば、何を手伝ったらいいのかがわかるはずです。
これが業務遂行能力を高めていく1つの近道になります。
もし、これをいう時は、明らかに相手もやることがなくて、暇そうにしているときだけです。
そこから雑談にもっていくパターンの決め台詞です。
②〇〇しておきましょうか?
これも一見よさそうに見えますが、やや上からに聞こえてしまう心の狭い先輩もいます。
いらないプライドや心が狭い先輩には、極力声をかけなくていいけれど、どうしても声をかけるときは避けましょう。
せっかく仕事を手伝うのに、嫌われたら悲しいので避けてください。
③〇〇なら、私にもできるので、しておいてもいいですか?
手伝いを申し出るときには、自分がミスなく確実にできるもののみ申し出ましょう。
参照記事
②よりも下から、私の負担もなく確実にできますよって感じが伝わります。
基本的に手伝いを申し出るものは、先輩が申し送りに必要な重要なことではなくて、定型文で入力するものや物品の片付けなどを手伝いましょう。
④〇〇をこの前教えてもらったので、復習も兼ねてやらせてもらってもいいですか?
新人のときはこれで経験値上げとやる気アピールしていました。
新人だから手伝えないことはないんです。こんな感じで言えば、先輩が見ててくれたり、指導してくれることもたくさんあります。
自分の記憶の定着のために申し出てみましょう。
手伝いを申し出るときに注意すること
4つ紹介してきましたが、
自分のキャパを超えているのに手伝う必要はありません。
まずは、自分の仕事を正確に確実にこなせるようになりましょう。
この考えは結構大切で、人の仕事を手伝う前に自分の仕事が必ず終わっていることや終わる算段が付いているときしか手伝わなくていいんです。
以前手伝ってもらったことがあるからと手伝いたくなってしまう気持もわからなくないのですが、逆に失礼かなって思ってしまいます。
終わっていない新人から手伝いを申し出られた、私は出来ていない・・・みたいな。まぁかなりの被害妄想ではあるけれど。
こんな先輩は手伝わなくていい
先輩によっては、手伝わなくていい先輩もいるんです。
・ただ仕事が遅い人ややる気がなくて遅い人
・後輩に仕事をぶん投げる前提の人
・残業代が欲しくて遅くしている人
などいるので
そういう人は、手伝わなくていいです。自分の仕事を調整して、手伝わなくなるように仕向けましょう。フリーだった場合は、頼まれるまでほかの先輩のところに行ってその人が終わりになるようにして、その合間にほんの少し手伝うくらいで、なるべく避けるようにしましょう。
すごく失礼ではあるけれど、注意しないと自分がいいように使われてしまうので、気を付けましょう。
まとめ
新人看護師の時に人を手伝うってかなりハードルが高いと思ってもらっていいと思います。
出来ないことは出来ないと伝えて、自分の評価を維持できるように工夫しましょう。
鬼のように手伝わないというのではなくて、自分のできることを確実に実施しましょう。