国試が近づくに連れてどんどん不安になる
寒さが厳しくなってくると
「もうあと2.3か月で国家試験か・・・どうしよう」
そんな風に思い始める人が多いのではないでしょうか。
寒くなれば寒くなるほど、どんどん自分を責めて、苦しくなってきますよね。
私もめちゃくちゃ焦っていたなーと当時を思い出します。
私の場合は、4-8月まで実習していたし、養護教諭過程を取っていたので9月まで教育実習をして、11月まで看護研究の論文を書いていて、12月くらいから本格的に勉強したかなーって思います。
2・3年とかに看護師国家試験対策のセミナーとか受けてはいましたが。
そのあと直前講座とかも受けたかな。
でもやればやるほど、不安になっていたし焦っていったなーって思います。
国家試験に落ちてしまう人の特徴
国家試験に落ちてしまう人って、正直わかりませんw
でも私の学年は、本当に合格率が低く・・・・
大体全国平均で90%以上の合格率だと思う。
でも私たちの学年は、85%行かなかったような・・・爆
え、もう自分の学年の合格率聞いたときには「・・・・・( ゚Д゚)」ってなったよね。
私の主観で、その人達の特徴をまとめてみました。
当てはまったからと言って、必ず落ちてしまうわけではないので、そこはご理解いただいて、読み進めてください。
やり切ったと思うまで勉強していない
一緒に学校外の国家試験対策セミナーを一緒に受けていたのだけれど、受けていれば大丈夫的な雰囲気で授業もメモ取ったり、復習しているような様子はありませんでした。
私の偏見なのかもしれないけど、授業の途中でトイレに行く回数が多かったり、メモも黒板の丸写しだけって感じだったかなって。
あとはそのセミナーの休み時間にも
「この過去問2回くらいできればいいんじゃね」
「ってかこれ、わからん」→そのままにする
みたいな発言が多かったかなって思います。
正直に言うと、国家試験の合否って何が起こるかわからないんですよ。
だから、自分が納得するまでとことん勉強できるかなんですよね。
結果がどうであれ、自分が本当にやり切ったって思えるくらい勉強するのが大切なんですよね。
模試の結果を気にする
模試を受けることもあると思います。必修がギリギリダメだったというひともいると思います。
でも、でも、それでもやり切ったと思うまで勉強しないとなんです。試験中に信じられるのは自分だけ。
「落ちちゃうかも」という不安を解消するのは、勉強してきた自分だけなの。
これだけやってきた。こんだけやってきたんだから、大丈夫。と振り切れるまで勉強できるかなだけなの。
これだけやってもダメなら・・・・って思えるくらい勉強して身になっているかなの。
実習中に欠席や注意される回数が多い
これも結構当てはまるなーって思います。
理不尽に怒られたりとかは別として、
・実習を「歯が痛いので休みます」といって休み、出席日数ギリギリで卒業する
・自分に不利なことがあると次の日休む
・記録について、十分書けていないとか差し戻しが多い
→この差し戻しは、調べ切れていないとか丸写しとかそういうのでの差し戻しです。もっとこうしたらとかもう少しこう考えたら?などの差し戻しは当てはまりません。
とかかな・・・・
実習ってめちゃくちゃめちゃくちゃ辛いのはわかっているし、記録もアホですかって思うくらい出されるし、しんどいのもわかります。
でもその記録物を十分にするには、調べる→考えるって過程をすると思うんだけど、その過程で得たことって、知識として残っていることが多いと思います。
そういう基礎の知識が得られたり、思考の過程を経ているとほかの疾患や病態生理などが紐づきやすくなると思います。
さらに、実習で患者さんと関わることで試験の状況問題などもイメージしやすくなると思います。
理不尽に怒られることもあると思いますが、そうでなくても欠席が多かったり差し戻しが多かった人が国家試験に落ちているなって思います。
国家試験の難易度を気にする
これもあったなーって思います。
「去年は、難しかったらしいから今年は簡単かな」
「いや、みんな受かっているしそんな難しくないんでしょ」
ってちょろく看護師になろうとしている感のある人って、落ちていたと思います。
国家試験の難易度なんて、終わって比べてからじゃないとわからないじゃないですか。
傾向の分析はできるかもしれないけど、確定なことはないんです。
全般的に勉強するしかないんですよね。
国家試験の難易度を気にする時間があったら、勉強しましょう。
フィードバックせずに、ただがむしゃらに試験問題を解く
これは、過去問集を考えずにただただ何度もやって、回答を覚えている人ですね。
SNS上には
「過去問3回やっただけでできました」
とかあるけど、普段の勉強や実習でコツコツ勉強した基礎があるのかもしれないし、本当に勉強してこなくて、たまたまが重なっただけで合格してしまったのではないかなって思います。
万が一看護師になれたとしても、そのあととても苦労する可能性は大いにあります。
こんな宝くじみたいな考えをしないでほしいです。
過去問をただ解くのではなくて、「なんで?」「なぜ?」そんな風にその問題を広げて身に着けていくことが大切です。
会場の雰囲気にのまれてしまう
会場は、いろんな学校の看護学生ばかりです。
レビューブックを分厚くしたものを持っていたり、余裕そうに笑っている人とか、顔色が悪い人とかたくさんいました。
その会場の雰囲気にのまれて、緊張がmaxになり、
・マークシートを塗り間違えたり
・いつもの判断が出来ない
・時間管理や体調管理が出来ない
・午前中の問題の回答を昼休みにしている(マジで辞めろ)
などなどあると思います。ここで、大切になるのは「どれだけ勉強してきたか」だと思います。その勉強したことが自分の自信になっていくと思います。
まとめ
総じて言えるのは、「看護師になるためにどこまで真摯に努力を積み重ねられるか」だと思います。ものすごいプレッシャーではあるけれど、国家資格であり、簡単には取れないものなんです。それくらい真摯に向き合える、看護師にどうしてもなりたい熱意でしか、自分を支えられないんです。